ホニャララ日記

春だ。春が、はるばる、やってくる。

節目の年の春は、嫌いだ。
中学から高校に行くときも、高校から大学に行くときも、そんなこと思ってた。
いつまでも、今の友達と馬鹿なことしてたいと思ってたし、好きな子と離れたくないって思ってた。

大学から社会人になる今年は尚更、春が憂鬱だ。
電車に乗ってスーツを着たサラリーマンを見ると、あー、来週には僕も、あの人たちの仲間入りかなんて考えてしまう。
いつまでも馬鹿をしていたいし、いつまでも夢を見ていたいのだが、とうとうそんな時間も終わってしまうらしい。
夜眠る時間になると、明日を迎えるのが怖くなる。

そんなおセンチな気分だからか、ハルカミライのセンスオブワンダーというアルバムが心を打つ。
特に、アストロビスタは切なくて、今の自分にぴったりだ。


眠られない夜に私、涙は流さない


時間が止まって欲しいという願いが叶ってくれればいいのだが。