ホニャララ日記

タイトル通りテレビが壊れた。
昨晩、いつも通りゴロゴロしながらテレビを見ていたら、急にテレビが消えた。
夜遅かったこともあり、「え、幽霊？」と最初は思った。
この歳になっても、幽霊だけは怖い。恐る恐るテレビに近づいて、改めてスイッチを入れてみても
動く気配がない。あれれ、と思いつつグーグル先生に尋ねてみると、どうやら故障だと発覚した。
まあ無理もない。使っているテレビは高校３年生の頃に父が急に買ってきてくれたもので、かれこれ５〜６年は
使っている。しかし、なんとなく次の日になったら直るような気がしたので、昨日はとりあえず寝た。

そして朝起きて、改めてテレビの電源を入れてみる。すると、一瞬テレビが映り、音が流れた。
やっぱり、と思ったらすぐ消えた。時間にして、0.1秒くらいだ。
何度も、何度も、つけては消してつけては消してを繰り返すが、動く気配がない。
僕の根拠なき自信が打ち砕かれた。そこで、どうしようテレビが映らない。と焦った。

しかし、以前からテレビなし生活にしようかとも考えてはいたので、とりあえずテレビなし生活を
始めてみることにした。spotify(音楽のストリーミングサービス)を使って音楽を流してみたり、
TVer(民放4局の放送から1週間以内の番組をネットで視聴できるサービス)でバラエティ番組を見てみたり。
それでも、何故か寂しさを感じてしまうので、家を出てみた。ぷらぷら時間を潰して家に帰ると、
癖になってしまっているのか、テレビのリモコンに手を伸ばしている自分がいた。
そして、テレビは点かない。寂しい。無性に寂しい。
テレビがなくても生きていけると思っていたのに、いなくなると寂しいなんて。
まさに、失ってから存在の大きさを知るとは、このことだ。
そんなこと考えてみれば、分かることじゃないか。テレビを手放そうと考えていた自分が馬鹿だった。
ごめんよ、テレビ。頼むから戻ってきてくれ。
だって、僕は生まれて22年間、常にテレビと一緒に過ごしてきたのだから。
君がいないと、僕は生きている心地がしないんだ。

そんなことを考えてしまう程の、テレビっ子だったとは。
悔しいが、なけなしの給料で新しいテレビを買うことになりそうだ。
そして、僕は家計簿とにらめっこをして、新しいテレビを探しているのである。
明日からの仕事も手に付かないよ。とほほ。